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放課後児童クラブにおける障害児の受入状況について

放課後児童クラブは、①小学校に就学している子どもで、保護者が就労により昼間家庭にいない子どもや、疾病、介護等により昼間家庭での養育ができない子どもを対象として、②その放課後の時間帯において子どもに適切な遊び及び生活の場を提供し、③子どもの「遊び」及び「生活」を支援することを通して、その子どもの健全育成を図ることを目的とする事業です。

令和元年度の登録児童数は、1.299.307人、放課後クラブ数は25.881カ所となっています。(どちらも過去最高を更新)

障害児の受入児童数及び受入クラブ数も年々増加し、登録児童数は42.770人、受入クラブ数は、障害児受入の定員無しが10.606カ所、障害児受入の定員有り3.999カ所の計14.605カ所となっています。

●障害児の対象

「療育手帳若しくは身体障害者手帳を所持する児童、特別児童扶養手当証明を所持する児童又は、手帳等を所持していない場合であっても、医師、児童相談所、発達障害者支援センター等公的機関の意見等によりこれら児童と同等の障害を有していると認められる児童」とし、市町村には柔軟な対応が求められています。

※障害のある児童を受け入れるに当たっては、個々の障害の程度等に応じた適切な対応が必要なことから、障害のある児童を一人以上受け入れている放課後児童クラブに専門的知識等を有する職員を配置するために必要な経費を補助しているところです。加えて、2017年度からは、障害のある児童3人以上の受け入れを行う場合について、更に1名の専門的知識等を有する職員を配置するために必要な経費の上乗せ補助や医療的ケア児の受け入れを行う場合について、看護師等を配置するために必要な経費の補助を行っており、放課後児童クラブの利用を希望する障害のある児童が放課後児童クラブを適切に利用できるよう支援しています。(障害者白書)より