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オンライン診療について

オンライン診療とは、スマートフォンやタブレット、パソコンなどを使って、自宅等にいながら医師の診察や薬の処方を受けることができる診療です。

オンライン診療は、直接の対面による診療と異なり触診等ができないため、医師が得られる情報が限られます。

そのため、以下のようなルールがあります。➡︎オンライン診療の適切な実施に関する指針については、「Ⅲ オンライン診療の適切な実施に関する指針等の関連ルール」をご確認ください。(厚生労働省HP)

⚫︎オンライン診療は、対面診療と適切に組み合わせて実施することが基本です。

⚫︎適切な診療のため、一部の場合を除き、原則、かかりつけの医師が実施します。

※かかりつけの医師とは、日頃から直接の対面診療を行なっているなど、すでに患者さんと適切な関係がある医師のことをいいます。

※かかりつけの医師がいない場合は、オンライン診療を実施しているお近くの医療機関にご相談ください。

⚫︎医師がオンライン診療による診療が適切でないと判断した場合には、利用できません。

 

詳細は厚生労働省HPをご確認ください「オンライン診療について」

 

 

※オンライン診療の役割・効果

・在宅で訪問診療とオンライン診療を組み合わせることで、受診の機会が増えた

・糖尿病などの慢性疾患で定期的な通院が必要であり、オンライン診療と組み合わせることで治療を継続しやすくなった

・医療機関が遠方で通院が困難であったが、オンライン診療で受診しやすくなった

・感染症流行時も人と接触せずに受診でき、安心した

・育児・介護や仕事などで通院が困難だったが、オンライン診療で受診しやすくなった

 

※オンライン診療を利用する際の注意点

・オンライン診療は、すべての患者さんにおいて利用可能とは限りません。患者さんの安全の確保のため、オンライン診療では次のような制限がありますので、ご注意ください。

・メールやチャットのみで受診することはできません。

・緊急を要する症状である場合など、医師がオンライン診療を行うことが適切でないと判断した場合はオンライン診療を中止し、速やかに対面診療に切り替えます。

・初診から麻薬や向精神薬を処方することはできません。また、基礎疾患等の情報が把握できていない患者さんに対する、特に安全管理が必要な薬品(精神神経用剤、糖尿病用剤等)や、8日分以上の処方もできません。

・医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。

 

厚生労働省HP「オンライン診療について国民・患者の皆様へ」より