主な子育て支援サービスについて
⚫︎ファミリー・サポート・センター
子育て中の労働者や主婦(夫)の方を会員として、子どもの預かり等の援助を受けたい人(利用会員)と援助を行いたい人(提供会員)との相互援助活動を行う会員組織です。
子どもを預かる提供会員は研修を受講しています。また、センターによっては病児・病後児の預かりに対応しているところもあります。
⚫︎地域子育て支援拠点
地域の中で子育て家庭が孤立しないように交流の機会を広げたり、子育てに関する相談・援助などの支援を受けられる場をつくり、地域全体で子育てを支えようとする取組です。市町村と社会福祉法人やNPO法人等の地域のサポーターが協働し、公共施設内のスペースや商店街の空き店舗、児童館など様々な場所で活動が行われています。
⚫︎病児保育
子どもが病中または病気回復期にあって、集団保育が困難な場合、病院・診療所、保育所や専用施設等で子どもを預かり、保育や看護ケアを行います。
⚫︎延長保育
保育認定を受けた子どもを対象に、通常利用できる日・時間以外に、認定子ども園、保育所等において延長保育を行います。
⚫︎子育て短期支援事業
保護者の疾病等により家庭において養育を受けることが一時的に困難になった子どもを児童養護施設や乳児院、里親等において一定期間預かります。短期入所生活援助(ショートステイ)事業と夜間擁護等(トワイライトステイ)事業があります。
⚫︎一時預かり
日常生活上の突発的な事情や社会参加などにより、一時的に家庭での保育が困難となった場合や、保護者の心理的・身体的負担を軽減するために支援が必要な場合に、主として昼間に、認定こども園、幼稚園、保育所、地域子育て支援拠点等で預かります。
⚫︎ベビーシッター
時間制で、自宅に来て保育をしてくれるサービスのこと、民間企業やNPO法人、社団法人などサービス提供者も様々で、ベビーシッターの採用資格も様々です。
⚫︎放課後児童クラブ
就労等により、放課後家庭に保護者がいない児童のための事業です。設置と運営は、公設公営、公設民営、民設民営など様々で、場所も、学校敷地内、児童館内、民家など様々です。
専任の放課後児童支援員がいて、子どもの出欠の確認、保護者との連絡のやりとり、おやつや遊びなど生活全般を通じた育成支援をすることが基本となっています。
「父親の仕事と育児両立読本」より