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家計調査報告(貯蓄・負債編)ー2024年(令和6年)平均結果ー(二人以上の世帯)

1 1世帯当たり貯蓄現在高は1984万円で、前年に比べ4.2%増加し、6年連続の増加。貯蓄保有世帯の中央値は1189万円。負債現在高は663万円で前年に比べ1.2%の増加。負債保有世帯の中央値は1480万円

⚫︎二人以上の世帯における2024年平均の1世帯当たり貯蓄現在高(平均値)※は、1984万円で、前年に比べ80万円、4.2%の増加となり、6年連続の増加となるとともに、比較可能な2002年以降で最多となっている。このうち勤労者世帯では、1579万円で、前年に比べ105万円、7.1%の増加となっている。また、二人以上の世帯の貯蓄保有世帯の中央値は、1189万円となっている。

※貯蓄現在高が「0」の世帯を含めた平均値

⚫︎二人以上の世帯における2024年平均の1世帯当たり負債現在高(平均値)※は、663万円で、前年に比べ8万円、1.2%の増加となっている。このうち、勤労者世帯では、1024万円で、前年に比べ15万円、1.5%の増加となっている。また、二人以上の世帯の負債保有世帯の中央値は、1480万円となっている。

※負債現在高が「0」の世帯を含めた平均値

2 約3分の2の世帯が貯蓄現在高の平均値(1984万円)を下回る。貯蓄現在高の内訳は、通貨性預貯金が16年連続の増加、有価証券が2年連続の増加

3 負債保有世帯の割合は約4割。住宅・土地のための負債が負債現在高の約9割を占める

4 世帯主が50歳以上の各年齢階級では貯蓄超過で、60〜69歳の世帯の純貯蓄額は2389万円と最も多い。一方、50歳未満の各年齢階級では負債超過

 

総務省 統計局