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私的年金の見直しについて

iDeCoに加入できる年齢の上限を引き上げ、企業型DCの拠出限度額の拡充、企業年金の運用の見える化などを行います。

iDeCoの加入可能年齢の上限引上げ(3年以内に実施)

働き方にかかわらず、70歳になるまでiDeCoに加入し、老後の資産を形成できるようにします。

現在の加入要件

・国民年金被保険者の方

・老齢基礎年金やiDeCoの老齢給付を受給していない方

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加入可能年齢の引上げ

・iDeCoを活用した老後の資産形成を継続しようとする方

・老齢基礎年金やiDeCoの老齢給付を受給していない方

※iDeCoの拠出限度額の上限は、今後第1号被保険者が月7.5万円に、第2号被保険者が月6.2万円に引き上げられる予定です。

企業型DCの拠出限度額の拡充(3年以内に実施)

⚫︎企業型DCの加入者が、事業主の拠出に上乗せして拠出できる加入者掛金(マッチング拠出)について、事業主掛金の額を超えられないという制限を撤廃し、拠出限度額の枠を十分に活用できるようにします。

※企業型DCの拠出限度額は、現行の月5.5万円から月6.2万円に引き上げられる予定です。

企業年金の運用の見える化(5年以内に実施)

⚫︎企業年金の運営状況の情報を厚生労働省が取りまとめて公表することにより、他社との比較や分析を行えるようにし、加入者等の最善の利益のために運営を改善できるようにします。

6月13日成立

 

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは

iDeCoとは、公的年金(国民年金・厚生年金)とは別に給付を受けられる私的年金制度の一つです。公的年金と異なり、加入は任意で、加入の申込、掛金の拠出、掛金の運用の全てをご自身で行い、掛金とその運用益との合計額をもとに給付を受け取ることができます。

厚生労働省「iDeCoの概要」より