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第14回「21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児)」の結果ポイント

21世紀出生児縦断調査は、21世紀の初年である平成13年に出生した子を継続的に観察している調査と平成22年に出生した子の比較対照等を行うことにより、少子化対策などの施策のための基礎資料を得ることを目的としています。

調査時点での子どもの年齢は、14歳(中学2年生)です。

 

調査結果のポイント

1 母の就業状況の変化

・平成22年出生児について、母が有職の割合は第14回調査で84.1%と、平成13年出生児(第14回調査)の79.3%に比べて4.8ポイント高くなっている。また、出産1年前(注)の就業状況が「勤め(常勤)」の母のうち、第1回調査から第14回調査まで継続して「勤め(常勤)の割合は32.4%と、平成13年出生児の24.1%に比べて8.3ポイント高くなっている

(注)調査対象である子の出産1年前をいう。

2 こどもの悩みや不安

・平成22年出生児について、「悩みや不安がある」の割合は、第14回調査のほうが第13回調査より高く、特に深い悩みや強い不安の内容は「学校や塾の成績に関すること」が最も高くなっている。また、相談する相手は「お母さん」「友人」「お父さん」の順で高くなっている

3 家庭での会話とこどもが考える将来

・平成22年出生児について、将来や進路のことに関する母、父との会話の状況とこども自身が考える将来をみると、将来を「具体的に考えている」は「具体的にはまだ考えていない」と比べて、「会話をする」の割合が高くなっている

 

調査結果の詳細は、別添概況をご覧ください。

厚生労働省 報道発表資料 令和7年5月13日