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認知能力・非認知能力について

非認知能力とは学力など数値で図ることのできない能力と言われています。以下審議会資料より

 

⚪︎認知能力とは知的な力で、知識・技能、思考力等を含む。非認知能力は、意欲・意志、自覚し見渡す力、人と協力する力等を含む。乳幼児期・学童期・思春期を通して育つ。認知と非認知は相互に関連し、支え合って育っていく。1つの活動の中に認知面と非認知面が必ず含まれ共に育つ。資質・能力の基礎を保育のプロセスとして捉え、意欲を持って取り組み(学びに向かう)、様々なことを見いだし(気づき)、試行錯誤しながら工夫すること(思考力の芽生え)が生まれ発展していく。

⚪︎非認知能力とは、主に意欲・意志・情動・社会性に関わる3つの要素(①自分の目標を目指して粘り強く取り組む、②そのためのやり方を調整し工夫する、③友達と同じ目標に向けて協力し合う。)からなる。

特に幼児期(満4歳から5歳)に顕著な発達が見られ、学童期・思春期の発達を経て、大人に近づく。気質差、個人差が大きい。自己をコントロールすることが基礎にあるが、認知と非認知の両面を必要とする。教育を通して育成可能性がある。

 

中央教育審議会 初等中等教育分科会 幼児教育と小学校教育の架け橋特別委員会ー第2回会議までの主な意見等の整理ー 資料1−2より R3年8月

 

参考 文部科学省 平成29・30・31年改訂学習指導要領(本文、解説)