イラストレーター(職業情報提供サイト job tag)<日本FP協会小学生がなりたい職業ランキング 女子児童第1位>
どんな仕事?
広告会社、出版会社、印刷会社などから依頼を受けて、制作目的に沿ったイラストを描く。紙と筆記用具、筆と絵具、色鉛筆、マーカー、ペンなどを使用し、写実、デフォルメ(変形)、戯画化などの手法を駆使する。人物やスポーツ、植物や動物、自動車や飛行機などメカニックなもの、キャラクターを使用したもの、風景画など、自分が得意とする分野のイラストを描き、締め切りに間に合うように仕上げる。透視図や精密画を描いたり、切絵、貼絵、影絵などのペーパークラフトを制作したり、エアーブラシなどの道具を使用して描くなど、様々な表現技法を用いて、発注者の望む効果が得られる作品を制作する。
現在は描画ソフト、画像処理ソフト等を使用し、パソコンやペンタブレットを用いて描くデジタルイラストが主流となってきている。3次元CG(computer graphice)の技術も活用されるようになっている。CGデザイナーが兼務する傾向も強まっている。連絡や納品にもメールやインターネットを使うようになっている。こうして描かれたイラストは、グラフィックデザイナーやアートディレクターによってレイアウトの一部として使用されたり、コピーライターの創案したキャッチフレーズを配置し、広告として印刷されることもある。常にオリジナルな表現、造形美を追求していなければならないが、一方では多くの人に受け入れられることも必要である。
就業するには?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。絵を描くことが多いため、デッサンをしっかりと学んでおくと有利といわれており、大学、短大、専門学校で美術やデザインを勉強してきた人が多い。イラストレーターは広告、出版、印刷などの会社に勤務する場合やゲーム制作会社へ入社し、キャラクターやデザイン等を行う場合もある。実績を積んでフリーランスとなる人もいる。才能と技術を持ち、個性的な作品表現ができることが求められる。コンクールなどで賞を受賞すれば、実力と実績の証明になる。絵を描くことが好きなことに加えて、造形や色彩などのセンスが求められる。
※日本FP協会 第18回小学生がなりたい職業ランキング
男子児童
第1位 サッカー選手・監督など 第2位 野球選手・監督など 第3位 医師 第4位 ユーチューバー 第5位 教師 第6位 バスケットボール選手・コーチ 第6位 会社員・事務員 第8位 ゲーム制作関連 第9位 建築士 第9位 鉄道の運転士・鉄道関連
女子児童
第1位 イラストレーター 第1位 保育士 第3位 医師 第4位 獣医 第5位 美容師 第6位 看護師 第7位 教師 第8位 パテシィエ 第9位 ダンサー・コーチ 第10位 作家・小説家 第10位 歌手
参考 新資格「こども家庭ソーシャルワーカー」第1回試験が3月9日に行われました。
参考2 こども誰でも通園制度について
令和6年6月に成立した子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律により、月一定時間までの利用可能枠の中で、就労要件を問わず時間単位等で柔軟に利用できる新たな通園給付として、こども誰でも通園制度を創設(R7.4.1制度化、R8.4.1給付化)。
対象者:保育所等に通っていない0歳6ヶ月〜3歳未満が対象
利用方法:月10時間の枠内で時間単位で柔軟に利用可能
※利用時間は、市町村により異なる場合があります。詳細についてはお住まいの市町村にお問い合わせください
※令和7年度においては、一部の市町村で実施
詳細はこども家庭庁HP「こども誰でも通園制度について」をご確認ください
参考 大阪市「令和7年度 大阪市こども誰でも通園制度について」等