孤立死者数の「推計値」(令和6年)について
この度、警察庁刑事局において、「警察取扱死体のうち、自宅において死亡した一人暮らしの者」(令和6年)が取りまとめられた。
「警察取扱死体のうち、自宅において死亡した一人暮らしの者」(令和6年)のうち、生前に社会的に孤立していたことが強く推計される「死後8日以上」を経過していたものは、21.856件である。
(参考)「死後4日以上」を経過していたものは、31.843件である。
孤立死の概念的定義
自宅で誰にも看取られることなく死亡し、かつ、その遺体が一定期間(死後8日以上)の経過後に発見されるような死亡の態様
用語の整理
「孤独」は主観的概念、「孤立」は客観的概念であることから、実態把握の対象としては、「孤立」からアプローチする「孤立死」が適当
内閣府「孤独死・孤立死」の実態把握に関するワーキンググループ(取りまとめ)より R7.4.11