問 依存症って治るの?
A 回復することは可能です。
依存症になると、飲酒や薬物使用、ギャンブルなどをほどほどにできなくなるといわれています。しかし、様々な助けを借りながら、止め続けることで飲酒や薬物使用、ギャンブルなどに頼らない生き方をしていくことは可能です。
依存症は糖尿病や高血圧のような慢性疾患といわれています。そのため、しっかりとした付き合い方が大切です。もし回復途上で、止め続けることに失敗したときは、そこからまた止め続けることを再開することも大切です。
止め続けるには、正直に自分の気持ちを言える場所があることや、孤立しないことが大切です。依存症は誰でも陥る可能性のある病気であり、決して恥ずかしいものではありません。本人や家族だけで抱え込まないで、早めに専門の機関に相談しましょう。
いったん報酬(ごほうび)を求める回路が脳内にできあがってしまうと、脳を以前の状態に戻すことは難しいと言われています。しかし、様々な助けを借りながら回復に向かっていくことはできます。止め続ける生活を続ければ、問題のない社会生活を営むことも可能となります。止め続けるには飲酒や薬物使用、ギャンブルなどをしたいときにどのように避けるか、飲酒や薬物使用、ギャンブルなど以外のことをする時間をどのように増やすかが大切です。
依存症とは、脳内に報酬(ごほうび)を求める回路ができあがり、コントロール喪失に陥ってしまい、ほどほどにできなくなる脳の病気と言われています。意思や気持ちで解決しようとしてもうまくいきませんし、何度もやめようと決意しても条件が揃うとまたやってしまうということを繰り返します。また、家族が何かをしたから止めさせられるものでもありません。
対応法としては、専門医療機関やお近くの保健所、精神保健福祉センターといった行政機関に相談し、専門家から適切なアドバイスを得ながら回復に向かう方法があります。また、依存症の問題を抱えた人同士でミーティングや情報交換を行いながら、回復を目指していく自助グループに参加するという方法やリハビリ施設を利用する方法もあります。
保健所や精神保健福祉センターに相談すれば、自助グループやリハビリ施設についても教えてもらうことができます。
厚生労働省HP「依存症についてもっと知りたい方へ」より
⚫︎トリートメントギャップ アルコール依存症の場合
生涯経験:約54万人 受診者:約10万人 受診率18.5%
厚生労働省「「ギャンブル依存症の理解と相談支援の視点」障害保健福祉部 精神・障害保健課 依存症対策推進室」より
⚫︎共依存とは?
特定の人との関係に依存して離れられない状態➡︎家族等だけで解決しようとせず、専門家に相談することも必要なのではないか(家族等の人生も台無しになる可能性)