Net119緊急通報システム
Net119緊急通報システムは、音声による119番通報が困難な聴覚・言語機能障害者が円滑に消防への通報を行えるようにするシステムです。
スマートフォンなどから通信用webサイトにアクセスして消防本部が消防隊や救急隊をどこに出動させるべきかを判断するために必要な「救急」「火事」の別と、通報者の位置情報を入力すれば、即座に消防本部に通報が繋がり、その後のテキストチャットで詳細を確認する仕組みとなっています。
Net119緊急通報システムの導入状況
平成30年12月31日現在
導入済み消防本部数 148本部(728本部中)
2020年度末までに導入予定の消防本部数 498本部(導入済み本部を含む)
詳しくは、総務省消防庁のHPをご覧ください。
総務省消防庁>消防庁の役割>大規模災害に備える>住民への災害情報伝達手段>Net119緊急通報システム
参考 救急ボイストラ(多言語音声翻訳アプリ)は、外国人や、聴覚に障害のある方とスマートホンやタブレットを使ってコミュニケーションを図るアプリケーションです。特徴としては、救急現場で使用頻度の高い46の会話を定型文として登録しており、音声と画面の文字でコミュニケーションが可能となっています。言語は15種類登録されています。平成30年2月現在全国732消防本部のうち、235本部で使用されています。
警察への110番通報にも各都道府県により取扱いが異なりますが、メール110番やFAX110番があります。