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令和6年12月調査(令和7年1月14日公表):景気ウォッチャー調査

調査結果(抜粋)

12月の動き

12月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差0.5ポイント上昇の49.9となった。家計動向関連DIは、飲食関連が低下したものの、住宅関連等が上昇したことから上昇した。企業動向関連DIは、製造業が低下したものの、非製造業が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、低下した。

12月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差0.6ポイント低下の48.8となった。企業動向関連DIが上昇したものの、家計動向関連DI及び雇用関連DIが低下した。

なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差0.8ポイント上昇の49.0となり、先行き判断DIは前月差1.5ポイント低下の46.9となった。

今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、緩やかな回復基調が続いている。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、緩やかな回復が続くとみている。」とまとめられる。

 

※景気ウォッチャー調査概要

景気ウォッチャー調査は、地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々の協力を得て、地域ごとの景気動向を的確かつ迅速に把握し、景気動向判断の基礎資料とすることを目的としています。本調査は、家計動向、企業動向、雇用等、代表的な経済活動項目の動向を敏感に反映する現象を観察できる業種の適当な職種の中から選定した全国12地域の2.050人を対象に、毎月25日から月末に実施しています。調査項目は、景気の現状に対する判断(3か月前と比べた景気の方向性、理由等)、景気の先行きに対する判断(現状と比べた2〜3か月先の景気の方向性、理由)です。