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老後に必要な

①老後の暮らしにかかるお金

定年を迎えた後は、現役世代よりも収入が減ることになります。老後の収入とかかる費用を試算したうえで必要な備えを確認しておきましょう。

老後にはどんなお金がかかる?

老後のお金が不安視される昨今ですが、老後の暮らしにはどのくらいお金が必要なのでしょうか?生命保険文化センターの行った意識調査によると、老後最低限必要と思う日常生活費の平均(夫婦2人)でもっとも多かった回答が、20万〜25万円、総務省が調べた高齢者の実際の支出の平均は1カ月約27万円となっています。老後には、日々の生活費に加えて、子どもへの援助や、住宅のリフォーム代といったイベントにもお金がかかります。これらを考慮したうえで、不足分を備えましょう。

老後の生活費の目安

最低限必要と思われる日常生活費の平均:約23万円/月※1

夫婦高齢者無職世帯の支出:約27万円/月※2

※1 生命保険文化センター/令和4年度「生活保障に関する調査<速報版>」

※2 総務省「家計調査年報(家計収支編)2022年」65歳以上の夫婦のみの無職世帯

老後のための備えはいくらくらい必要?

老後に不足するお金の目安は、老後の年間の手取り収入から支出を差し引いて算出した「1年間に不足する金額」✖️「必要年数」で概算することができます。必要年数は、60歳時点の平均余命が男性約24年、女性約29年なので、「84歳または89歳−退職時の年齢」で計算できます。退職金など「退職時に手元にあるお金」から「不足するお金の総額」を差し引いた結果がマイナスになった人は、その分老後資金が不足することになります。この分を早めに備えておくと安心です。

出所:日本FP協会「くらしとお金のワークブック」より

 

 

参考 政府広報オンライン 2024年12月6日「お金の勉強をしませんか?社会人として知っておきたいお金の話」資料:J-FLEC

参考 一般社団法人 全国銀行協会「教えて!くらしと銀行」 等