認知症施策推進大綱
認知症施策推進大綱が6月18日にとりまとめられました。キーワドは「共生」と予防」です。
「共生」とは、認知症の人が、尊厳と希望を持って認知症とともに生きる、また認知症があってもなくても同じ社会でともに生きるという意味です。
「予防」とは、「認知症になるのを遅らせる」「認知症になっても進行を緩やかにする」という意味です。
※運動不足の改善、糖尿病や高血圧症等の生活習慣病の予防、社会参加による社会的孤独の解消や役割の保持等が、認知症予防に資する可能性が示唆されています。
※2018年には、認知症の人の数は、500万人を超え65歳以上高齢者の7人に1人が認知症と見込まれています。
●認知症有病率
65〜69歳で1.5%
70〜74歳で3.6%
75〜79歳で10.9%
80〜84歳で22.4%
85〜89歳で44.3%
90歳以上で64.2%
●具体的な施策として
①普及啓発・本人発信支援
②予防
③医療・ケア・介護サービス・介護者への支援
④認知症バリアフリーの推進・若年性認知症の人への支援・社会参加支援
⑤研究開発・産業促進・国際展開
の5つの柱に沿って施策を推進することとしています。