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フェムテックとは

Female(女性)とTechnology(テクノロジー)からなる造語であり、生理や更年期などの女性特有の悩みについて、先進的な技術を用いた製品・サービスにより対応するもの。

⚪︎フェムテックの主な領域

月経、妊娠・不妊、産後ケア、更年期、婦人科系疾患、セクシャルウェルネス

※ウェルネス:単に身体的な健康だけを意味するのではなく、生活の質(クオリティオブライフ)や、生きがいに関連した健康全般のこと

セクシャルウェルネス:単に病気や機能不全、体調不良の状態を意味するものではなく、個人、カップル、家族において、その性にまつわる身体的、感情的、精神的、社会的な健康と幸福を含む概念

 

⚪︎フェムテック産業の拡大

・2016年ごろからの新興市場。2019年時点で世界全体の市場規模が820億円、投資額が640億円と小さいが、成長傾向。2025年市場規模は5.5兆円と予測。

・日本におけるフェムケア、フェムテックの市場規模は、2021年には約643億円となり、2022年は700億円を超えるとの見込み。

・全人口の半分をターゲットとする産業であり、今後さまざまな製品・サービスの開発・投入を通じて、市場の成長が期待される。

 

フェムテック等の製品・サービス例

月経:ルナルナ 妊活:F check 不妊治療:cocoromi 周産期:iCTG 産後・婦人科疾患:リングエコー 更年期:よりそる

※サービス例は本文をお読みください。

「経済産業省のフェムテック推進について」より

2023年7月 経済産業省 経済産業政策局 経済社会政策室