ブログ

ブログ

健康日本21(第三次)主な目標 2024年度〜2035年度

基本的な方向に沿って、目標を設定。健康(特に健康寿命の延伸や生活習慣病の予防)に関する科学的なエビデンスに基づくこと、継続性や事後的な実態把握などを加味し、データソースは公的統計を利用することを原則。目標値は、直近のトレンドや科学的なエビデンス等も加味しつつ、原則として、健康日本21(第二次)で未達のものは同じ目標値、目標を達成したものはさらに高い目標値を設定。(全部で51項目)

目標/指標/目標値

健康寿命の延伸と健康格差の縮小

・健康寿命の延伸/日常生活に制限のない期間の平均/平均寿命の増加分を上回る健康寿命の増加

個人の行動と健康状態の改善

・適正体重を維持している者の増加(肥満、若年女性のやせ、低栄養傾向の高齢者の減少)/BMI18.5以上25未満(65歳以上はBMI20を超え25未満)の者の割合/66%

・野菜摂取量の増加/野菜摂取量の平均値/350g

・運動習慣者の増加/運動習慣者の割合/40%

新・睡眠時間が十分に確保できている者の増加/睡眠時間が6〜9時間(60歳以上については、6〜8時間)の者の割合/60%

・生活習慣病(NCDs)のリスクを高める量を飲酒している者の減少/1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上の者の割合/10%

・喫煙率の減少(喫煙をやめたい者がやめる)/20歳以上の者の喫煙率/12%

・糖尿病有病者の増加の抑制/糖尿病有病者数(糖尿病が強く疑われる者)の推計値/1.350万人

新・COPD(慢性閉寒性肺疾患)の死亡率の減少/COPDの死亡率(人口10万人当たり)/10.0

社会環境の質の向上

新・「健康的で持続可能な食環境づくりのための戦略的イニシアチブ」の推進/「健康的で持続可能な食環境づくりのための戦略的イニシアチブ」に登録されている都道府県数/47都道府県

新・健康経営の推進/保険者とともに健康経営に取り組む企業数/10万社

ライフコースアプローチを踏まえた健康づくり(女性の健康関係)

・若年女性のやせの減少/BMI18.5未満の20歳〜30歳代女性の割合/15%

・生活習慣病(NCDs)のリスクを高める量を飲酒している女性の減少/1日当たりの純アルコール摂取量が20g以上の女性の割合/6.4%

新・骨粗鬆症検診受診率の向上/骨粗鬆症検診受診率/15%

 

健康日本21(第三次)の概要より

 

※健康日本21:21世紀において日本に住む一人ひとりの健康を実現するための、新しい考え方による国民健康づくり運動です。第三次では、生活習慣の改善と主要な生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底を図るとともに、社会生活を営むために必要な機能の維持・向上等の観点も踏まえた取組を推進する方針が示されています。

※スマート・ライフ・プロジェクト:「運動」、「食生活」、「禁煙」の3分野を中心に、具体的なアクションや呼びかけを、プロジェクトに参画する企業・団体・自治体と協力・連携しながら推進するプロジェクトです。