問 チョコレートを購入したら品名に「準チョコレート」と表示されていました。チョコレートと違う商品なのですか?
A チョコレート類の表示に関する公正競争規約では、チョコレート類は、チョコレート製品とカカオ原料に大別され、種類別名称は、9種類に分類されています。
チョコレート製品
1チョコレート、2準チョコレート、3チョコレート菓子、4準チョコレート菓子
カカオ原料
5カカオマス、6バター、7ココアケーキ、8ココアパウダー(「ココア」)、9調整ココアパウダー(「調整ココア」)
チョコレート及び準チョコレートの生地は、カカオマス、ココアバター、ココアケーキ又はココアパウダーを原料として、必要により糖類、乳製品、他の食用油脂、香料等を加えたものであって、次の5種類に分類されています。チョコレートと準チョコレートでは基本となる生地のカカオ分等に違いがあります。
チョコレートやカカオは、疲労回復やエネルギー源として、近年ではポリフェノールなどの健康効果が注目を集めています。
チョコレートでは、「カカオ⚪︎⚪︎%」と表示しているハイカカオチョコレートやビター(ダーク)チョコレートがお勧めです。
カカオ分が多いほどカカオポリフェノールを多く含んでいます。又、ココアでは、純ココアがカカオポリフェノールを多く含んでいます。
ポリフェノールは早く吸収されるため、その抗酸化作用は比較的早く発揮されますが、長時間持続することができないので、一度にたくさん食べてしまわずに、少しずつ食べることをおすすめします。
農林水産省 回答日 令和3年1月