統計トピックスNo.139「辰(たつ)年生まれ」と「新成人」の人口
Ⅰ 辰(たつ)年生まれの人口は1005万人
男性は488万人、女性は517万人
令和6年1月1日現在における辰年生まれの人口は1005万人で、総人口1億2413万人(男性6037万人、女性6376万人)に占める割合は8.1%となっています。
男女別でみると、男性は488万人、女性は517万人で、女性が男性より29万人多くなっている。
最も若い平成24年生まれは昭和15年生まれより8万人少ない
辰年生まれの人口を出生年別にみると、昭和51年生まれ(令和6年に48歳になる人)が180万人と最も多く、次いで昭和27年生まれ(同72歳になる人)及び昭和39年生まれ(同60歳になる人)が共に163万人、昭和63年生まれ(同36歳になる人)が135万人などとなっています。最も若い平成24年生まれ(同12歳になる人)は104万人で、昭和15年生まれ(同84歳になる人)の112万人より8万人少なくなっています。
十二支の中では9番目に多い
総人口を十二支別にみると、丑年生まれが1113万人で最も多く、子年(1100万人)、亥年(1083万人)と続いており、辰年生まれは9番目となっています。
Ⅱ 新成人人口は106万人
新成人人口(平成17年生まれ・18歳)は106万人で6万人減
男性は55万人、女性は52万人
この1年間(令和5年1月〜令和5年12月)に、新たに成人に達した人口(令和6年1月1日現在18歳人口)は106万人で、前年の18歳と比べると6万人の減少となっています。
男女別にみると、男性は55万人、女性は52万人で、男性が女性より3万人多く、女性100人に対する男性の数(人口性比)は105.5となっています。
新成人人口は過去最低を更新
新成人人口について、この推計を開始した昭和43年からの推移をみると、第1次ベビーブーム(昭和22年〜24年)世代の昭和24年生まれの人が成人に達した45年が246万人(総人口に占める割合は2.40%)で最も多くなった後、減少に転じ、昭和53年には152万人となりました。その後、昭和50年代後半から再び増加傾向を続け、第2次ベビーブーム(昭和46年〜49年)世代の人が成人に達した時に200万人台(最多は平成6年207万人)となった後、平成7年に再び減少に転じて以降は減少傾向を続けています。
令和6年の新成人人口は106万人、総人口に占める割合は0.86%で、前年の18歳と比べ6万人減少、0.03ポイント低下となり、人口、割合共に過去最低を更新しました。
なお、新成人人口は、令和4年までは20歳、令和5年は18歳、19歳及び20歳、令和6年は18歳を対象としています。
総務省統計局
※成人式についてはほとんどの自治体が20歳を対象にしているようです。
参考 人口動態統計速報(令和5年10月分)R5.12.22
令和5年1月〜令和5年10月
出生:634.458(日本における外国人を含む)