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人的資本投資への取り組み

⚪︎働く人が幸せな職業生活を実現するためには、環境変化を乗り越えながら、ライフスタイルや人生設計とのバランスを意識しつつ、主体的に能力開発とキャリア形成に取り組むことが必要である。企業には、それに対する支援が求められるが、特に人材を雇用形態や属性にかかわらず、「人的資本」として捉え、それに積極的に投資(人的資本投資)することが期待される。

⚪︎これまでは、企業のプランどおりの働き方が求められていたため、現状では自らの将来の働き方を明確に描くことができないまま働いている人も多く、このような方々にも主体的なキャリア形成・能力開発を促していく観点から、人的資本投資が重要となる。

⚪︎一方、人的資本投資が諸外国と比べて少ないといった指摘がある中で、経営環境の変化に対して主体的・能動的に行動できる人材を必要としている我が国の企業は、その人材の確保の観点からも、人的資本投資を増やすことが求められている。その際は、働く人が主体的に能力開発とキャリア形成を行うことができるよう、研修等を受講するための時間の確保など、働く人が安心して学ぶことができる支援を提供することも求められる。

⚪︎また、能力開発への投資にとどまらず、賃金の引上げや労働条件の改善、主体的なキャリア形成への支援等への投資を通して、人材の価値、企業価値の向上を図ることも人的資本投資であることの視点を持つことが重要である。

 

厚生労働省「新しい時代の働き方に関する検討会報告書」より