家族や友人が認知症になったとき
介護者が疲れない工夫を
介護者が疲れてしまうと、患者さんもそれに反応してますます症状が悪化して問題行動が激しくなってしまいます。介護保険制度サービスを活用して、介護者が休養をとれる環境を作ってください。デイケア、ショートステイ、ホームヘルパーの訪問介護など様々なサービスがあります。
当事者同士が話し合う機会を
同じ境遇にいるもの同士が語りあうことも、ストレス軽減に効果的です。患者会などの情報交換や話し合いに参加するのもいいでしょう。
つらいときは介護者も医師に相談を
それでも介護者は、精神的に追いつめられ、うつ状態などになりやすくなっています。苦しいときは医師に相談できる関係を作っておきましょう。
困ったときの相談先
・病院・診療所の、精神科・神経科・神経内科・老年病科・老人科など
・地域包括支援センター
・自助グループなどの支援組織(認知症の人と家族の会など)
厚生労働省HPより
※介護者の4つの心理ステップ
第1段階:戸惑い、否定
第2段階:混乱、怒り、拒絶
第3段階:割り切り、諦め
第4段階:受容