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スマイルケア食(介護食品)について

農林水産省では、介護食品の市場拡大を通じて、食品産業、ひいては農林水産業の活性化を図るとともに、国民の健康寿命の延伸に資するべく、これまで介護食品と呼ばれてきた食品の範囲を整理し、「スマイルケア食」として新しい枠組みを整備しました。
「スマイルケア食」は、健康維持上栄養補給が必要な人向けの食品に「青」マーク、噛むことが難しい人向けの食品に「黄」マーク、飲み込むことが難しい人向けの食品に「赤」マークを表示し、それぞれの方の状態に応じた、「新しい介護食品」の選択に寄与するものです。

⚪︎スマイルケア食の取組について

介護の食の課題①〜栄養
・ある調査では、65歳以上の在宅療養患者のうち7割以上が「低栄養」「低栄養のおそれあり」。

介護の食の課題②〜噛む
・65歳以上の在宅療養患者のうち3割は噛める程度に制限あり。
・固いものを噛むことが困難だとBMIも低くなる。

介護の食の課題③〜飲み込む
・65歳以上の在宅療養患者のうち5割以上は飲み込むことに問題あり。
・誤嚥がある人はBMIも低くなる。

介護食品の認知度と利用度
・介護食品を知っている人は7割近いが、実際に利用した人は3割にとどまる。

※BMI:ボディマス指数 [体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]で算出される値

農林水産省HP「スマイルケア食(新しい介護食品)」より

農林水産省のHPに「スマイルケア食」の選び方の目安として「スマイルケア食の選び方」という早見表が掲載されています。