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アブセンティーズムとプレゼンティーズムについて

WHO(世界保健機関)によって提唱された健康問題に起因したパフォーマンスの損失を表す指標です。プレゼンティーズムとは、欠勤にはいたっておらず勤怠管理上は表に出てこないが、健康問題が理由で生産性が低下している状態、アブセンティーズムは健康問題による仕事の欠勤(病欠)を意味しています。

●健康経営オフィスの効果モデル

「健康経営に貢献するオフィス環境の調査事業」では、20.000名以上(所属企業200社以上)のビジネスマンの働き方と健康問題に関する調査を実施しました。それらのデータから、働き方が心身の健康状態や活力、そして仕事のパフォーマンスとどのように結びつくのかを分析し、結果を効果モデルとしてまとめました。

オフィス環境(空間・設備・情報・運用)を整備し、健康の保持・増進に繋がる7つの行動を誘発することは、それぞれの健康状態に影響し、最終的にはプレゼンティーズムやアブセンティーズムの解消に結び付くことが、調査の結果から明らかとなりました。

※7つの行動

・快適性を感じる、・コミュニケーションする、・休憩・気分転換する、・体を動かす、・適切な食行動をとる、・清潔にする、・健康意識を高める

※健康状態に影響すること

・運動器・感覚器障害の予防改善、・メンタルヘルス不調の予防・改善、心身症(ストレス性内科疾患)の予防・改善、生活習慣病の予防・改善、・感染症/アレルギーの予防・改善

 

経済産業省「健康経営オフィスレポート」より