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ESRI Discussion Paper No.373 かかりつけ医と生活満足度の関係について

ESRIディスカッション・ペーパー・シリーズは、内閣府経済社会総合研究所の研究者および外部研究者によって行われた研究成果をとりまとめたものです。学界、研究機関等の関係する方々から幅広くコメントを頂き、今後の研究に役立てることを意図して発表しております。

論文は、すべて研究者個人の責任で執筆されており、内閣府経済社会総合研究所の見解を示すものではありません。

 

かかりつけ医と生活満足度の関係について 桑原進、小塩隆士、出口恭子、村舘靖之

要旨

本稿は、2021年11月に一橋大学が実施したインターネット調査に含まれる「かかりつけ医」の有無に関する設問への回答を中心に、「かかりつけ医」の認識と生活満足度との関係を分析した研究試論である。「かかりつけ医がいる」「思い浮かぶ医師はいる」と回答した人の生活満足度が有意に高いことなどが分かった。かかりつけ医の存在が、健康的な生活を通じて、傷病の治療だけではなく、幅広く厚生全般を改善していることを生活満足度が捉えている可能性がある。

 

※全文は内閣府のHPから閲覧できます。2023年2月7日