ブログ

ブログ

裁判員に選ばれる確率は?(約0.01%)

裁判員は、衆議院議員の選挙人名簿に登録された有権者の中から、くじにより無作為に選ばれます(令和5年に使用される裁判員候補者名簿からは、18歳と19歳の方も含まれます)。また、裁判員は、各地方裁判所の管轄区域に居住する有権者の中から選任されますので、転居した場合などを除き、居住地を管轄する地方裁判所以外の裁判所の裁判員に選ばれることはありません。

裁判員は、原則として、事件ごとに6人選任されます。また、裁判の途中で裁判員の人数が不足した場合に備え、補充裁判員を選任することがあります。補充裁判員は、最初から審理に立ち会い、裁判員が急病等で出席できないような場合に、代わって裁判員に選任されます。

令和3年に裁判員等に選ばれた人は、裁判員は5.226人、補充裁判員は1.769人でした。これを前提にすると、裁判員等に選ばれる確率は、全国で1年当たり、全有権者の約15.100人に1人程度(約0.01%)となります。

裁判員ナビゲーション 2022年10月改訂版

 

※裁判員制度の詳細については、裁判員制度ウェブサイトがあります。

※11月に令和5年の裁判員候補者名簿に記載された方(今回は約21万人)に名簿記載通知が送られています。

※裁判員休暇制度の導入状況

裁判員休暇については、約4割の企業で導入されており、導入予定、又は導入を検討している企業は約2割となっています。裁判員休暇の導入に当たっては、6割を超える企業が有給での休暇を導入、検討しています。

令和2年度「「仕事と生活の調和」の実現および特別な休暇制度の普及促進に関する意識調査」より