専門職大学・専門職短期大学・専門職学科について
平成31(2019)年度より、実践的な職業教育を行う新しい大学として「専門職大学」「専門職短期大学」「専門職学科」(以下、「専門職大学等」という。)がスタートしました。
専門職大学等の概要
特定の職業のプロフェッショナルになるために必要な知識・理論、そして実践的なスキルの両方を身に付けることができる大学です。
「専門職大学等」は大学制度の中に、実践的な職業教育に重点を置いた仕組みとして制度化するものであり、産業界との密接な連携により、専門職人材の養成強化を図り、また、大学への進学を希望する方にとっても新しい選択肢が広がるものです。
専門職大学等の教育内容の特徴
専門職大学等は、高度な実践力と豊かな想像力を備えた専門職業人を育成するため、以下の特徴を備えた教育内容を実施しています。
●授業の3分の1以上は実習・実技
卒業に必要な単位のうち、約1/3以上は、実習・実技の授業
豊富な実習・実技を通じて、就職後に役立つ高度な「実践力」を身につけることができる
●理論と実践をバランスよく学べる
理論に精通した研究者と、各業界の現場経験豊富な実務家の両方の職員から授業を受けられる
原則40人以下の少人数授業
●超・長期の企業内実習で現場を体験できる
学外の企業等の現場での実践的な実習(臨地実務実習)は、通算600時間以上(4年制の場合)
実際の現場で知識と技術を学び、問題解決できる思考力も養う
※1日あたり8時間、週5日で実習を行った場合、3〜4ヶ月(15週間)が学外実習期間
●他分野も学べ、応用力が身に付く
一つの専門にとどまらない学びにより、新しいアイデアを生み出せる人材、就職した業界・職業の変化をリードする人材になれる
●学位がとれる
専門職大学を卒業した者に対し「学士(専門職)」の学位を、専門職短期大学を卒業した者に対し「短期大学士(専門職)」の学位を授与
大学卒(短期大学卒)の人材として就職や大学院進学、留学ができる
※専門職大学・専門職短期大学・専門職学科は全国に23校(2022年10月現在)2023年4月開設の専門職大学含む)
文部科学省HP「専門職大学等の概要・特色」