介護離職
総務省平成２９年就業構造基本調査によると、１５歳以上で介護をしている方は６２７万６千人で、うち有業者は３４６万３千人、無業者は２８１万３千人となっています。
介護をしている女性の有業率は４９.３％で、平成２４年と比べると「７０歳以上」を除く全ての年齢階級で上昇しており、特に「４０歳未満」および「４０〜４９歳」で大きく上昇しています。
過去１年間（平成２８年１０月〜２９年９月）に「介護・看護のため」に前職を離職した方は９万９千人（過去１年間に前職を離職した方に占める割合は１．８％）で、うち男性は２万４千人、女性は７万５千人で女性が８割を占めています。
介護をしている雇用者の介護日数は、「正規の職員・従業員」のうち男性は「月に３日以内」、女性は「週に６日以上」の割合が最も高いとの調査結果でした。