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テレワークにおけるメンタルヘルス対策のための手引き

「テレワーク」とは、インターネットなどのICTを活用して自宅などで仕事をする、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方であり、働き方改革の一環で注目を集めています。

テレワークには、労働者にとってはワーク・ライフ・バランスの確保、企業にとっては業務効率化による生産性の向上等、様々なメリットがある一方、「長時間労働になりやすい」「コミュニケーションが取りづらい」等、メンタルヘルス不調につながる恐れも指摘されており、テレワークに対応した適切なメンタルヘルス対策の推進が求められています。

厚生労働省では、「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」を公表しており、自宅等でテレワークを行う際のメンタルヘルス対策の留意点を示しています。

本手引きは、全国の事業場において、テレワークにおけるメンタルヘルス対策に取り組む際の参考となるよう、文献調査及び企業28社に対するヒアリングによる好事例の収集・調査を通じてメンタルヘルス対策のポイントを整理・解説するとともに、具体的な取組事例を紹介したものです。

好事例の収集・調査は、様々な業種・規模の企業を対象に行いました。異なる業種・規模であっても、取組のヒントが含まれていると考えられます。ぜひ本手引きをご覧いただき、各事業場の実態に即したメンタルヘルス対策の推進にお役立てください。

・主な想定読者

本手引きは、テレワークの導入・推進に取り組む事業者、人事労務管理スタッフ、産業医、衛生管理者、保健師等の産業保健スタッフ等にご活用いただくことを想定していますが、テレワークを行う労働者やその管理監督者等においても参考にしていただけると考えています。

厚生労働省 2022年3月