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年末年始の牛乳消費拡大に向けて「NEW(乳)プラスワンプロジェクト」開始!

寒い冬には、牛乳の消費量が減りますが、今年の年末年始においては特に厳しい状況であり、処理不可能な生乳の発生が懸念されています。このため、牛乳の消費拡大に向け、農林水産省では、「NEW(乳)プラスワンプロジェクト」を開始します。

取組開始の背景

例年、寒さとともに牛乳の消費量は減少します。これに加え、冬休みには牛乳消費量の1割を占める学校給食用牛乳の供給が休止することなどから、年末年始は特に牛乳の消費量が減ります。

これまで、行き場のない生乳が発生しないよう、乳業メーカーを挙げて保存の利くバターやチーズの製造への取組が進められてきましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の状況下で落ち込んだ、お土産需要をはじめとする牛乳乳製品への需要が回復しきっていない一方で、乳牛は病気を防ぐため毎日搾乳する必要があり、工場で生産される産物と違って、生乳の生産量をコントロールすることは困難です。

このため、今年の年末年始は、例年以上に需給が緩和し、処理不可能な生乳の発生が懸念される状況です。

「NEW(乳)プラスワンプロジェクト」

昨年、緊急事態宣言の発出に伴う学校の一斉休校やカフェなどの営業自粛により消費が落ち込んだ際、消費者の皆さまに牛乳をいつもよりもう1杯消費いただくことをお願いする「プラスワンプロジェクト」を実施し、多大なる御協力をいただき、処理不可能乳の発生を避けることができました。

今年の年末年始は、さらに厳しい状況が予想されることから、「NEW(乳)プラスワンプロジェクト」を始動します。

農林水産省では、率先して牛乳の消費を拡大すべく、吉本芸人のCOWCOWさんと牛乳乳製品課職員とのコラボや牛乳を使った和食「乳和食」の推進等と併せて職員による積極的な牛乳の購入を行なっています。極寒の中、毎日酪農家の方が生産した生乳を無駄にすることがないよう、消費者の皆さまにおかれましても、いつもよりもう1杯多く飲んでいただいたり、1本多くご購入いただくなど、牛乳や乳製品の消費拡大に御協力をお願いいたします。

注:牛乳や乳製品のアレルギーをお持ちの方に、プロジェクトへの御協力をお願いするものではありません。

注:食べ過ぎには注意してください。

農林水産省HPより