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障害者スポーツ推進プロジェクト(令和4年度 スポーツ庁概算要求)

背景・課題

障害者のスポーツ実施状況が低調であるとともに、成人一般に比べ障害者のスポーツ実施状況の改善が進まない状況にあることから、障害者特有のスポーツの実施に係る障壁の解消と、スポーツ施策の実施体制上の課題の解消を図ることが必要。

※スポーツ実施率(週1日以上)2020年

障害者(7〜19歳):27.9%

障害者(成人)   :24.9%

一般(成人)    :59.9%

事業内容

障害者が生涯にわたってスポーツを実施するための基盤を整備する観点から、身近な場所でスポーツを実施できる環境の整備等のため、以下の事業を実施する(平成30年度から実施)

スポーツ実施状況・阻害要因等の把握、振興ツール創出等のための調査研究事業(委託先:法人格を有する団体)

●障害者のスポーツ実施状況、阻害要因等の把握分析

●障害者スポーツの指導・普及のための競技別マニュアル等の作成

●自閉症や発達障害等の実態把握が十分でない障害種に関する調査研究(新規)

障害者スポーツの実施状況の整備等に向けたモデル創出事業(委託先:都道府県、市町村又は法人格を有する団体)

●福祉・教育・競技団体等との連携を中核的に担うコーディネーターの配置(振興団体の整備)(拡充)

●地域の課題に対応した障害者に対するスポーツの振興、実施環境の整備(スポーツをする環境、支える体制の整備)

[メニュー:①機会創出・普及強化、②理解促進、教員研修、④ボランティア育成、⑤ICT活用]

●地域内の障害者スポーツの提供体制の整備に向けた、総合型地域スポーツクラブ等における障害者スポーツメニューの新設等に係る支援(スポーツをする環境の整備)(拡充)

●障害者スポーツ用具の活用普及拠点の整備(スポーツをする場所の整備)

特別支援学校における運動・スポーツ活動促進等事業(委託先:特別支援学校設置者又は法人格を有する団体)

●特別支援学校の在校生や卒業生を対象とした、特別支援学校における運動・スポーツ活動の促進

●複数の特別支援学校が参加するスポーツ大会の開催及び運営組織の設置等(拡充)