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世界メンタルヘルスデー2021

世界精神衛生連盟(WFMH)が、1992年より、メンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見をなくすことを目的として、10月10日を「世界メンタルヘルスデー」と定めました。その後、世界保健機関(WHO)も協賛し、正式な国際デー(国際記念日)とされています。

シルバーリボン運動とは

シルバーリボンは脳や心に起因する疾患(障害)およびメンタルヘルスへの理解促進を目的とした運動のシンボルです。シルバーリボン運動は、統合失調症への理解を求める取り組みとして、1993年に米国カリフォルニア州からはじまりました。どんよりとした雲の隙間からこぼれる太陽の光が銀色に輝き、それが希望の光のようだったことから、シンボルカラーがシルバーとなりました。

その取り組みは年月と共に発展し、現在では脳や心に起因する疾患(障害)およびメンタルヘルスへの理解を促進する運動として、脳や心に起因する疾患(障害)に対する誤解や偏見を和らげ、それらを抱えるご本人やその家族が前向きに生活することができる社会の実現を目指して、世界規模で展開されています。

日本では2002年に福島県の浜通り地方(楢葉町)からはじまり、現在はNPO法人シルバーリボンジャパンが、脳や心に起因する疾患(障害)やメンタルヘルスに関する事柄に対し、多くの方々に目を向けてもらえるよう、毎年10月10日の世界メンタルヘルスデーに合わせて普及啓発イベントを行なっています。

イベントなどで、正しい知識や価値ある情報を発信していきながら、脳や心に起因する疾患(障害)を抱える方たちが前向きにリカバリーできる、そのような社会の実現を目指しています。

※厚生労働省では、10月10日の「世界メンタルデー」に合わせて、東京タワーをライトアップするイベントやスポーツ選手による対談などをオンライン配信します。

※心と健康の相談ダイヤル

地震を含む豪雨災害等で被災された住民の方からのメンタルヘルスや健康に関する相談対応ダイヤルを設置しています。

・フリーダイヤル

0120ー200ー826(携帯電話やPHSからも無料で利用可能)

・受付

平日(10時00分〜17時00分/土日祝日を除く)

※10月11日〜17日は全国精神保健福祉普及運動期間です。

10月15日 第68回精神保健福祉全国大会(開催:埼玉県)「ダイバーシティ(多様性)の視点から社会のあり方を考える」(ハイブリッド方式)