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日本・世界の年平均気温偏差の経年変化について

●日本の年平均気温偏差の経年変化(1898〜2020年)

2020年の日本の平均気温の基準値(1991〜2020年の平均値)からの偏差は+0.65゜Cで、1898年の統計開始以降、2019年を上回り最も高い値となりました。日本の年平均気温は、様々な変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には100年あたり1.26゜Cの割合で上昇しています。特に1990年代以降、高温となる年が頻出しています。

●世界の年平均気温偏差の経年変化(1891〜2020年)

2020年の世界の平均気温(陸域における地表付近の気温と海面水温の平均)の基準値(1991〜2020年の30年平均値)からの偏差は+0.34゜Cで、1891年の統計開始以降、2番目の高い値となりました。世界の年平均気温は、様々な変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には100年あたり0.72゜Cの割合で上昇しています。また、最近の2014年から2020年までの値が上位7番目までを占めています。

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