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カーボンニュートラルとは(炭素中立)

2020年10月26日、第203回臨時国会の所信表明演説において、菅義偉内閣総理大臣は「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする(※)、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言しました。

※「排出を全体としてゼロ」とは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量から、森林などによる吸収量を差し引いた、実質ゼロを意味しています。

日本では、現在、年間12億トンを超える温室効果ガスを排出しており、2050年までに、これを実質ゼロにする必要があります。

<カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現につながる行動の例>

●住関係

・冷暖房の温度設定の適正化、クールビズ・ウォームビズ

・再生可能エネルギー由来の電力への切り替え

・冷蔵庫、照明、エアコンなどの家電製品をより効率的なものに買い替え

・高効率給湯器の利用

・窓や壁などの断熱リフォームによる健康・快適な住環境づくり

・住宅への太陽光パネルの設置

・新築時には高断熱で災害に強いネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEN)や太陽光パネル付き住宅に

●移動関係

・徒歩、自転車、公共交通機関での移動

・シェアリングサービスの利用

・エコドライブの実践(急発進/急停車をしない・アイドリングストップ)

・電気自動車(EV)などの電動車への乗り換え

・宅配ボックスや置き配の活用などの再配達の抑制

・オンライン会議、在宅勤務などによる働き方改革

・各種オンラインサービスの活用による移動機会の低減

・職住近接

●食関係

・家庭で発生する食品ロスを減らす、なくす

・飲食店での食べ残しを減らす、なくす

・旬の食材の地産地消

●3R、資源循環、サーキュラーエコノミー関係

・レジ袋などのワンウェイプラスチックの使用抑制

・より簡易な包装の製品を選択

※環境省(脱炭素ポータル)より

※地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案が5月26日に成立しています。