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第4次食育推進基本計画の基本的な方針

食育推進基本計画は、食育基本法に基づき、食育の推進に関する基本的な方針や目標について定めています。第4次食育推進基本計画では、これまでの5年間の取組による成果と、SDGsの考え方を踏まえ、多様な主体と連携・協働し、今後5年間、3つの重点事項を柱に取組と施策を推進していきます。

食育により、社会全体で連携・協働して持続可能な食料システム(フードシステム)を構築することが期待されています。

3つの重点事項

本計画では、日本人の健康や食を取り巻く環境の変化、社会のデジタル化など、食育をめぐる状況を踏まえ⑴生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進、⑵持続可能な食を支える食育の推進、⑶「新たな日常」やデジタル化に対応した食育の推進に重点をおいた取組が求められます。

食育とSDGsの関係性

「持続可能な開発のための2030アジェンダ」は、17の目標と169のターゲットから成る「SDGs(持続可能な開発目標)」を掲げ、「誰一人取り残さない」社会の実現を目指しています。

SDGsの目標には、「目標2.飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する」、「目標4.すべての人々への包括的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」、「目標12.持続可能な生産消費形態を確保する」などの食育と関係が深い目標があります。

※農林水産省HPホーム>消費・安全>食育の推進>「第4次食育推進基本計画」啓発リーフレット

※参考 厚生労働省から「自然に健康になれる持続可能な食環境づくりの推進に向けた検討会」報告書が公表されています(若年女性のやせの問題についても指摘されています)。