新型コロナウイルス感染症にかかる心の健康相談に関する精神保健福祉センターの対応状況(令和3年1月)
新型コロナウイルス感染症にかかる心の健康相談について令和3年1月に精神保健福祉センターで電話相談を受けた件数及び内容は以下のとおりです。
<相談件数>
都道府県・政令指定都市の精神保健福祉センター(69箇所)での相談件数 2.030件(前月比+347件)
<1月男女別相談件数・割合>
男性 780件(38%) 女性 1.235件(61%) 不明 15件(1%)
<1月年齢別件数・割合>
〜19歳 33件(2%) 20代 75件(4%) 30代 225件(11%) 40代 378件(19%) 50代 442件(22%) 60代 235件(12%) 70代 99件(5%) 80代〜 20件(1%) 不明 523件(26%)
<主な相談内容>
●心の不調
・感染に対する不安
・不安で眠れない
・不安で精神状況が悪化
・不安やストレスから、うつ状態になった
・連日の感染症関連の報道により不安が増大
・感染に関連した差別、偏見、誹謗中傷等に対する不安
・不安や精神状態の悪化による希死念慮の増大
●生活等に関する不安、ストレス
・失業や収入減少による生活の不安、希死念慮の増大
・生活環境の変化に対するストレス、精神状況の悪化
・職場環境の変化(テレワーク、人員削減等)に対するストレス
・家族、他者、職場の感染症予防対策に対するストレス
・人に会う機会が減り、憂鬱になった
・外出自粛によりストレスがたまる
・感染への不安で外出ができない
・身近な場所でクラスター発生が発生したことに対する不安
※相談を受けた結果、治療が必要な方については医療機関に、生活困窮の相談や職場に関する相談などについては、関係の相談窓口につなぐ対応を実施しています。