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新型コロナウイルス感染症のワクチンの詳細について(ワクチンの有効性や安全生について)

●開発中のワクチンの有効性

現在、各ワクチンの有効性については分かっておらず、臨床試験での確認が進められています。

日本への供給を検討している海外のワクチン(ファイザー社、アストラゼネカ社、モデルナ社、ノババックス社が開発中のワクチン)では、これまでに、ワクチンの投与後にウイルスに対する抗体ができることや、免疫にかかわるリンパ球の反応が活性化されることが確認されたことが論文等に発表されています。(中間結果であり、最終結果として別の結果が出る可能性があります。)

また。ファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社は、第3相試験で、開発中のワクチンを投与した人の方が、投与していない人よりも、新型コロナウイルス感染症に発症した人が少ないとの結果又は中間結果が得られたと発表しています。

なお、中間結果や結果の概要が公表された段階であり、有効性や安全生に関する結果の詳細については、今後、更なる情報が明らかになるのを待つ必要があります。

●開発中のワクチンの副反応(副作用)

一般的にワクチン接種には、副反応による健康被害が極めて稀であるものの、不可避的に発生します。

現在、開発中の新型コロナウイルス感染症のワクチンの副反応については臨床試験等でどのようなものが起こりうるか確認されているところです。

日本への供給を計画している海外のワクチン(ファイザー社、アストラゼネカ社、モデルナ社、ノババックス社が開発中のワクチン)では、ワクチン接種後に、ワクチン接種と因果関係がないものも含めて、接種部位の痛みや、頭痛・倦怠感・筋肉痛等の有害な事象が見られたこと(症状によっては接種を受けた人の半数以上)が論文等に公表されています。

※厚生労働省のHPに新型コロナウイルス感染症のワクチンの詳細について詳しくまとめられています。興味のある方はご覧ください。

ホーム>政策について>分野別の政策一覧>健康・医療>健康>感染症情報>新型コロナウイルス感染症について>新型コロナウイルス感染症のワクチンについて>新型コロナウイルス感染症のワクチンの詳細について

※もっと詳しく知りたい方は、2020年10月2日の第17回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会「資料3」の「ワクチンの有効性・安全生と副反応のとらえ方について」があります。