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がんの一次予防(がん対策推進基本計画)平成30年3月

がんの一次予防は、がん対策の第一の砦であり、避けられるがんを防ぐことは、がんによる死亡者の減少につながります。予防可能ながんのリスク因子としては、喫煙(受動喫煙を含む。)、過剰飲酒、低身体活動、肥満・やせ、野菜・果物不足、塩蔵食品の過剰摂取等の生活習慣、ウイルスや細菌の感染など、様々なものがあります。近年、がん予防・健康寿命の延伸については、日本人のエビデンスの蓄積が進んでいるが、がん予防を進めるために、以下のような対応をとっていくことで、がんの罹患者や死亡者の減少に取り組んでいます。

「がんの予防法」

・喫煙:たばこを吸わない。他人のたばこの煙を避ける。

・飲酒:飲酒をする場合は、節度のある飲酒をする。

・食事:食事は偏らずバランス良くとる。

− 塩蔵食品、食塩の摂取は、最小限にする。

− 野菜や果物不足にならない。

− 飲食物を熱い状態でとらない。

・身体活動:日常生活を活動的に過ごす。

・体型:成人期での体重を適正な範囲で管理する。

・感染:肝炎ウイルスの検査を受け、感染している場合は専門医に相談する。機会があれば、ヘリコバクター・ピロリの検査を受ける。

※がん予防については、「がん情報サービス」の科学的根拠に基づくがん予防などが参考になります。

※生活習慣病予防については、厚生労働省のe−ヘルスネットなどが参考になります。