長期療養者就職支援事業（がん患者等就職支援対策事業）
概要
がん、肝炎、糖尿病等により、長期療養（経過観察・通院等）が必要な方の就職支援相談員をハローワークに配置。がん診療連携拠点病院等とも連携し、個々の希望や治療状況を踏まえた職業相談・職業紹介を実施しています。
詳細
医療技術の進歩や医療提供体制の整備等により、がん患者の５年後の生存率がおよそ６０％までに向上している状況の中、がん、肝炎、糖尿病等の疾病により、長期にわたる治療を受けながら、生きがいや生活の安定のための就職を希望される方に対する就職支援の推進が社会的課題となっています。
このため、厚生労働省では、ハローワークに専門相談員（就職支援ナビゲーター）を配置し、個々の患者の方の希望や治療状況を踏まえた職業相談・職業紹介・求人開拓及び定着支援を全国的に実施しています。
また、がん診療連携拠点病院などでも職業相談・職業紹介に応じられるよう、院内への出張相談も実施して、がん相談支援センター等と患者の方の治療状況・経過・今後配慮すべき点等の情報を共有しながら、希望・状況に応じた職業紹介を実施しています。
支援対象者
がん、肝炎、糖尿病等の疾病により、長期にわたる治療等のために離職・転職を余儀なくされた方であって、就職を希望する方など。
※在職中であっても、就労の継続や退職に係る相談等、安定所の助言・支援を希望する場合には対象となります。
※実施ハローワーク等の情報については厚生労働省のHPをご覧ください。
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