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がん相談支援センター

「がん相談支援センター」は、全国のがん診療連携拠点病院等に設置されているがんの相談窓口です。

これらの病院は、全国どこにお住まいでも質の高いがんの診療が受けられるように、厚生労働大臣が指定した施設です。指定された施設は、治療の内容や設備、がんに関する情報提供などについて、一定の基準を満たしています。

●がん相談支援センターの主な業務

・がんの病態、病態、標準的治療法等の一般的な情報の提供

・地域の医療機関、診療従事者に関する情報収集、情報提供

・セカンドオピニオンの提示が可能な医師の紹介

・がん患者の療養上の相談

・就労に関する相談

・医療関係者と患者会等が共同で運営するサポートグループ活動や患者サロンの定期開催等の患者活動に対する支援

がん相談支援センターでは、診断から治療、療養生活全般にわたってがんに関するさまざまな相談ができます。患者さんやご家族のほか、地域の方々はどなたでも無料で利用できます。

多くの「がん相談支援センター」では、がんについて詳しい看護師や、生活全般の相談ができるソーシャルワーカーなどが、相談員として対応しています。なお、国が指定した研修を修了した相談員は、「がん相談支援センター」のロゴをかたどったバッチを着けています。

※担当医に代わって治療について判断するところではありませんので、ご留意ください。

※詳しくは、国立がん研究センター「がん情報サービス」のHPをご覧ください。

2020年8月4日現在で、全国のがん診療連携拠点病院等の447施設の情報が掲載されています。

※がん相談支援センターにおける相談の状況

平成28年6月〜7月 施設数434 相談件数166.963 平均相談件数384.7 相談件数中央値212.0 1日あたりの件数/施設9.2 平均対応時間(分)35.6 対応時間最小〜最大値(分)9.5〜75