1 令和7(2025)年中における賃金の改定の実施状況(9〜12月予定を含む。)をみると、「1人平均賃金を引き上げた・引き上げる」企業の割合は91.5%(前年91.2%)、「1人平均賃金を引き下げた・引き下げる」は1.1%、「1人平均賃金は変わらなかった・変わらない」は1.0%、「賃金の改定を実施しない」は2.4%(同2.3%)、「未定」は3.9%(同6.4%)となっている。
労働組合の有無別にみると、労働組合ありでは「1人平均賃金を引き上げた・引き上げる」の割合は95.5%(同97.9%)、労働組合なしで90.4%(同89.0%)となっている。
2 賃金の改定額及び改定率
令和7(2025)年中に賃金の改定を実施した又は予定していて額も決定している企業及び賃金の改定を実施しない企業について、賃金の改定状況(9〜12月予定を含む。)をみると、「1人平均賃金の改定額」は13.601円(前年11.961円)、「1人平均賃金の改定率」は4.4%(同4.1%)となっている。
労働組合の有無別にみると、労働組合ありでは「1人平均賃金の改定額」は15.229円(同13.668円)、「1人平均賃金の改定率」は4.8%(同4.5%)、労働組合なしでは「1人平均の改定額」は11.980円(同10.170円)、「1人平均賃金の改定率」は4.0%(同3.6%)となっている。
年次推移をみると、「1人平均賃金の改定額」、「1人平均賃金額の改定率」ともに、平成23(2011)年調査以降増加傾向で推移し、令和2(2020)年、3(2021)年調査では減少したが、令和4(2022)年調査以降は増加している。
参考 改定額 企業規模別状況
5.000人以上 16.784円
1.000〜4.999人 15.859円
300〜999人 12.308円
100〜299人 10.264円
※ベースアップの実施状況 「ベアを行った・行う」企業:57.8%
厚生労働省 令和7年10月14日
※賃金交渉にあたっては、2月頃に、主に大手企業の労働組合が要求を提出し、3月に交渉を行い、回答が3月終わり頃に取りまとめられる。中小企業については、大手企業交渉結果を踏まえ交渉が開始され、7月頃まで交渉が行われ、最終的な結果がとりまとめられるのは7月以降になる。(労働経済の分析より)