このたび、2016年に新たにがんと診断された方の5年生存率の結果を取りまとめましたので公表します。
全国がん登録は、がん登録等の推進に関する法律(平成25年法律第111号)に基づき、がん対策全般を科学的知見に基づき実施する上で基礎となるものとして、全ての病院及び都道府県に指定された診療所から、2016年以降にがんと診断された方の罹患や治療の情報及び予後情報を登録・管理し、がん対策法に資する研究に利用されています。
5年生存率は、2016年以降にがんと診断された方について、5年間生存した方の割合を算出するもので、毎年、国立研究開発法人国立がん研究センターにより集計し、厚生労働省において取りまとめているものです。
結果のポイント
▪️15歳以上の5年生存率
2016年に新たにがんと診断されたAYA・成人(15歳以上)の全国の5年生存率は、前立腺で92.1%、乳房で88.0%、子宮頸部で71.8%、大腸(直腸・結腸)で67.8%、胃で64.0%、肺で37.7%、肝および肝内胆管で33.4%、膵臓で11.8%であった。
▪️小児(15歳未満)の5年生存率
2016年に新たにがんと診断された小児(15歳未満)の全国の5年生存率は、リンパ腫・リンパ網内糸腫瘍で95.7%、胚細胞性腫瘍・絨毛性腫瘍・性腺腫瘍で90.2%、白血病・リンパ増殖性疾患・骨髄異形成疾患で82.2%、神経芽腫・その他類縁疾患で78.5%、中枢神経系・その他頭蓋内・脊髄腫瘍で60.8%であった。
留意点
部位別や年齢階級別、都道府県別、診断年別(単年)等で症例数が少ない場合、生存率の推定値に統計的ばらつきが生じやすく、信頼区間が広くなるため、少数例の解釈には注意を要する。
詳細は、別添「2016年 全国がん登録5年生存率報告書」をご覧ください。
厚生労働省 令和8年1月14日(水)
参考 大阪市HP「大阪市がん検診」